感じる力、傾向をつかむ力
✓感じる力、傾向をつかむ力
世の中の消費性向を捉える力、またその流れから、
先を予測する力がバイヤーには問われます。
バイヤーとしての見識や感性を磨くための方法を記します。
私自身まだまだ未熟ですが、日々進化します!
①情報の取り方
今をリアルタイムに知るためにも、先を読むためにも、必要なのが情報収集。
また、自分にとって必要な情報源そのものも、常にアップデートする必要があります。
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②感じる力
つまり、感性。 「感性」を辞書で引くと、「物事を心に深く感じ取る働き。
外界からの刺激を受け止める感覚的能力」と出てきます。
ひとつの事象から何をどう感じるかは、千差万別。
人によって、着眼点や解釈の仕方が違うし、そこから得るものも違う。
自分なりの感性・感受性を磨くことが大切だと思います。
バイヤーには、そうして培ったものを表現できる、お店という名のステージが
用意されているのです。
その方法として有効だと思うものを挙げます。
a.本物に触れる
「美術館に行く」「映画を見る」本物に触れるならやっておいて損はありません。
また、「ハイエンドブランドのお店に入ってみる」、これはおススメです。
買わないor買えないからといって見てはいけない、という決まりは
ありません。 また、自分が庶民的な恰好をしているために、入るのを
ためらう気持ちは痛いほど分かります。 でも、自分が販売員側だった時を
思い出すと、買わないであろうお客様でも、興味を持って商品や店内を
見てくれることを嬉しく感じるものです。 見るのはタダです。
ハイエンドブランドの、きちんとモノづくりされた本物をどんどん見ましょう。
b.大量インプットからスタートし、軸ができてから選択と冒険を
感性を磨くとは、一朝一夕にできるものではありません。
まずは、a.の本物に触れたり、本を読んだり、話題の場所に行ってみたり、
境界なくどんどん行動してみる。 いろいろなものを大量に見たり聞いたり
していくうちに、自分なりの感じ方捉え方が見えてくる。 それから、
取り入れるものを選んだり、普段とは違うものに挑戦してみる、などの
方法をとっていくといいと思います。
c.見たもの聞いたことを消化する
感性を高めるということは、目利きと嗅覚のレベルを上げることだと思います。
そして、その作業をしながら自分なりの価値観やモノサシを創っていく。
そこで初めて、必要な場面で生かせる感性になりうるのではないでしょうか。
価値観やモノサシ形成を見据えて、見たものや聞いたことを自分なりに
受けとめ消化する作業を、丹念に貪欲に続けていきたいものです。
③傾向をつかむ
取り入れた情報や、日々磨く感性を生かし、ひとつの事象からどんなエッセンスを
取り出せるかが「傾向をつかむ力」だと思います。 傾向をつかみ、次の時代を
予見し創造していくこと、それこそがバイヤーの真の職務です。
a.エッセンスを取り出す
新聞・雑誌・TV・WEBから入ってくる情報を通して、今、世の中がどんな方向に
向かっているか、またどんな傾向が見られるか、というエッセンスを捉えることが
大切。 そしてそれを、自分の商品戦略やプロモーションに生かすのです。
b.遊び心を忘れず、消費者としての生活を楽しむ
買い物とは元来ものすごく楽しいもの。 その場を提供するのが
バイヤーなのですから、バイヤー自身がそういう気持ちを持っていなければ
楽しい売場作りはできません。 情報収集も、感性を磨くことも、好奇心を
満たす楽しい作業なのですから、気持ちを楽に、心を開いて取り組みたいです。
それから、バイヤーだって多かれ少なかれどこかで日常の買い物を
しているわけですから、その消費者としての感覚を大切に、消費生活を
楽しみたいですね。