カタログ製作
✓カタログ製作
通販カタログの製作過程です。
①ページ数決定
カタログ全体のコンセプトや構成を踏まえ、自分の担当ページ数が
決定される。 バイヤーごとに紙面がバラバラにならないよう、
統一ルールが決まる。
ここから先は、バイヤーごとの担当ページについて作業。
②前号の分析
担当ページについて、まずは前号の分析。
ページごとの売上金額、売上数量、粗利率を、次にページごとに
アイテムごとの実績を比較検討。
数字データをもとに、成長カテゴリーはどこか、
次に強化すべきカテゴリーは何か、足りないものは何か、など
数字から読み取れるエッセンスを抜き出すことが大切。
③構成を組み立てる
①の全体ルールと②の分析結果を踏まえ、大分類レベルでページの
割りあてを決める。
大分類から、中分類、小分類、と内容を落とし込んでいく。
小分類まで終えると、ページごとの単品のイメージがなんとなく
頭の中にできている状態に。
④商談
ポイントは以下の通り。
a.現行品については、仕様変更やJAN変更の有無。
b.新規商品については、頭をフラットにして聞くことがポイント。
様々な可能性を探るためには、既存のイメージに捉われないよう
提案内容をきちんと聞き入れた上で可否を判断すべき。
c.企画ページについて。 企画ページとは、巻頭の特集ページや、
自分の担当ページ内で新たなテーマで見せ場を作ったり
チャレンジしたりすることを指す。 単品の商談とは進め方が
異なり、紙面構成やイメージ写真、うんちくなどを工夫する必要が。
d.新規開発商品については、商談と並行して製作作業を進める。
✓商品開発を参照ください。
⑤商品を紙面に落とし込む
1ページ毎に紙面構成を作成。
例えば、3段組みにし、1段目にはイメージ写真と○○の商品、
2段目は△△シリーズを5SKU、3段目は2つに区切って
2シリーズ2SKUずつ、といった具合で資料を作り提出。
⑥商品資料の提出
新商品に関するスペックやサイズなど詳細を記載した資料と
カタログ用画像、または撮影用サンプルをサプライヤーから借り、
提出。 提出先はカタログ製作スタッフ。 外注する企業も多い。
⑦校正
カタログ製作スタッフが、資料をもとに1ページずつ作っていく。
できたページからバイヤーに戻され、校正をし、またカタログスタッフに
返却。 校正箇所が修正された後、またバイヤーに戻され校正。
これを数回繰り返す。 1度の校正で仕上がるのが理想だが、
次々と修正箇所が見つかったり、新たに出てきたりするもの。
⑧集中校正
大抵の企業が資格を持った校正者に委託している。
(プロの校正は、緻密で鋭くて、すごいです・・・。)
⑨入稿
紙面が完成したら、後は印刷され冊子になるのを待つだけ。
⑩商品リスト作成
作成方法は各々でしょうが、全商品が一覧できるリストは
必ず要るものです。
⑪新商品発注
新しく掲載する商品を発注。
⑫カタログ落ち商品の処分方法決定
前号に掲載されていて次号では掲載されないものの処分方法を
決める。 返品、売り減らしにて売り切り、プライスダウンにて売り切り。
商品特性により、方法は多様。
⑬発刊に際して
こうしてカタログができ上がり、発刊日を迎えるわけです。
印刷が上がって手元に届けられるカタログは、愛おしくて仕方が
ありません。 思わずギュッと抱きしめちゃいますよ~。
バイヤーの多大なるエネルギーと情熱の結晶とも言えるカタログ。
これから顧客のもとへ届けられ、まずは楽しくご覧になってほしい。
そして、買い物を楽しんでほしい。
お客様に喜んでいただけるか・・・
それから、
もし誤植があったらどうしよう・・・
そんな期待と不安の中での発刊です。
↓参考記事↓
「カタログ製作」
http://blog.mag2.com/m/log/0000211979/?YEAR=2007&MONTH=4&DAY=9