仕入れ
✓仕入れ
サプライヤー、つまり、メーカーやベンダー(=卸業者)と商談をして、
何をいくらでいくつ買い付けるか決める。
商品サンプルや提案書を持参してもらい、自社で行なう場合もあるし、
こちらからメーカーの展示会やショールームに訪問して行なう場合もある。
できる限り、商品そのものを見たり触ったりしながらするのがポイント。
①仕入れ先の決定
こちらで欲しい商材がある場合は、それを持っているサプライヤーに商談を打診。
または、サプライヤー側から新商品提案などの申し入れをもらう場合もある。
多数ある仕入れ先から絞る場合のポイントは、価格も大切だけれど、
会社としての信頼性や営業マンの対応の良し悪しによる部分も大きい。
理由は、製品に問題があった場合や、顧客からのクレーム・問い合わせ対応の
協力体制など、小売は販売者としての責任を負うが、実際は製造や製品構造まで
すべてのことに単独で対応できる力はないため。
このような場合はどうしてもサプライヤーの協力が必要となる。
②商品の選定
「顧客に買っていただける商品を選定する」ことが目的なので、
価格だけでなく、デザイン性や市場性、素材や品質の面から
総合的に判断し、決定する。
また、店頭で扱う商品については、フック掛けができるか、
パッケージサイズが極端に大きかったり小さかったりしないか
などの「売りやすさ」も考慮する。
(カタログ通販やネットショップでの販売なら考える必要なし)
③仕入れ原価の決定
世の中に初めてお目見えした商品以外は、ほとんど販売価格の相場が
決まっているため、そこから逆算して粗利益をどのくらい取りたいかで
小売側の希望原価が出る。 それと、サプライヤー側で提供できる価格との
折り合いをつけることで最終的な原価が決定する。
④の発注単位との関連性もあり、基本的に大量発注ならば安くなる。
仕入れ原価は、「納価」「仕切り」などと呼ぶ場合もあり。
バイヤーとしては、とりあえず、安いに越したことはありません!笑
④発注単位の確認
一回に仕入れる最低数量を確認する必要がある。
ダンボール入り数イコール発注単位、ということが多いが、
今だに時々、驚くほど大きな単位でしか発注させてもらえないサプライヤーも
存在している。 倉庫での緻密な管理体制ができていないサプライヤーに多いかも。
かつては大量発注が当たり前だったが、コンビニエンスストアの普及で、
劇的に改善が進んだと言われている。
通常現場では、「発単(はったん)」と呼んでいる。
⑤売価の確認
商品が売れる価格の相場は大体決まっている。
あとは、量販店のように低価格をウリにした業態か、セレクトショップや
カテゴリーキラーなど、別の特徴をウリにした業態かによって、値付けが変わってくる。
仕入れにおいてサプライヤーと確認しなければならないポイントは、
希望小売価格の設定があるか、それともオープン価格か。
また、参考情報として、実際の市場売価はいくらかということ。
最終的には売価は小売側が決定するので、これはあくまでも参考情報。
⑥流通業にとっての仕入れ
「モノを仕入れて販売する」、これが流通業。
つまり、仕入れは命。 バイヤーの責任は重大です。
「バイヤーって好きなものを会社のお金で買い物する感覚でしょ?」などと
言われることがありますが、とんでもない!!!
やればやるほど、自分の好みで仕入れをしてはいけないことが分かってきます。
「顧客が満足するモノを提供する」、この意識が仕入れの原点です。
↓参考記事↓
「惚れるべきは」
http://blog.mag2.com/m/log/0000211979/?YEAR=2007&MONTH=4&DAY=16